水色と白
7/15
読書設定
目次
前へ
/
140ページ
次へ
母が亡くなった時から少女は孤独だった。 外へ出れば蔑まれ、石を投げられることまであった。 少女は決意した。 “この山を出よう" 数十年過ごした山だった。名残惜しいが、彼女は母の言葉を繰り返し呟いた。 「きっと、誰か認めてくれる。きっと、誰か認めてくれる。きっと、誰か認めてくれる…」 呟き、大きく息を吸った。そして、少ない荷物を持ち、山を降りた。
/
140ページ
最初のコメントを投稿しよう!
5人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
23(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!