瀬戸祐樹

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すると岡崎が 「忘れてた! さっき、チーフが呼んでのよね。 スウィートルームの お客様のことを流海ちゃんに聞きたくて すっかり、忘れてたよ。」 岡崎は慌ただしく 「じゃあ!ちょっと行ってくるね。」 と小走りで扉の方に向かっていった。 流海は一人になり 波の音に耳をすませ 大きく深呼吸した。 そして、 オープンデッキをあとにした。
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