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その頃
人魚姫は助けた男の人のことを
考えていました。
人魚姫は
毎日のように男の人のことばかり
考えていました。
人魚姫は毎日
海岸沿いに行きました。
でも、
その男の人に会えることはありませんでした。
人魚姫はあの男の人に
会いたくて、会いたくて
たまりませんでした。
人魚姫は考えました。
そして、人魚姫はある所に向かいました。
人魚姫が向かった所は
深海に住む悪い悪魔の住む所でした。
人魚姫はその悪魔に
助けた男の人のこと。
男の人に会いたいことを話しました。
すると
その悪魔は言いました。
悪魔
「それは人間の男だ。
人魚姫、人間になれば
その男に会えるかもしれぬ。」
人魚姫
「どうしたら、人間になれるの?」
悪魔
「人魚姫、私と取り引きをしょうじゃないか。」
人魚姫
「取り引き?どうすればいいのか
教えて下さい。」
悪魔
「人魚姫の、その綺麗な歌声の変わりに私が人間にしてあげょうじゃないか。」
人魚姫は思いました。
あの人に会えるなら
人間になれるなら
この声はいらない。
ただ、あの人に会いたいと。
人魚姫
「この声をあげましょ。
私を人間にして下さい。」
人魚姫は悪魔の力によって人間にしてもらうことになりました。
そして悪魔は言いました。
「人間になれたとしても
その人間の男と結ばれなければ
おまえは泡になって消えるだろ。
泡になって消えたくなければ
その人間の男と結ばれるか
殺してしまうしかないであろう。」
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