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私達が生活しているこの表社会には、知られていないモノがたくさん在る。
それは対になる裏社会に存在し、決して我々が触れてはならぬモノ。
甘く、妖しく、艶やかな魅力が溢れる裏社会。
だが、足を踏み入れると人が作り成す闇が毒と化す社会。
犯罪すらも甘美な毒。
それらを啜り好む者。
死は濃厚な接吻よりも甘し。
狂わしい混沌とした裏社会。
それらを束ねる１人の男がいた。
裏社会でさえも"闇"と言われる全てを知り。
その"闇"すらも意のままにする、絶対君主。
裏社会の住人達はその男をこう呼び、畏怖している。
裏 闇 の 帝 王
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