◆第 7話

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  「お言葉に甘えたいのですが、自分はこれから"仕事"ですので」 「…そうかなら仕方がねぇな。 わざわざ有り難うよ」 「いえ。 では、失礼致します」 そう言うとシグルドは音もなく、その場から姿を消した。 アレウスは玄関を閉め、封筒から書類を取り出し、軽く目を通しながら仕事部屋に向かった。 仕事部屋に入るなり、アレウスは舌打ちをする。 「…奴らの狙いはこれか…」 忌々しそうに呟いた声は、室内に静かに響いたのであった。 第7話 完  
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