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「あのな隼、言っていい嘘と悪い嘘があるんだ。今隼が言った事は悪い嘘だ。わかったかね?隼くん。」
「わかった、わかった。ていうかなんでそんな変な口調になってんだよ。」
「ははっ、なんとなくだ!」
「ドヤ顔で言うことじゃないと思う。」
輝のいうとおりだな。
キーンコーンカーンコーン…
「ん?これってなんのチャイムだ?」
「えぇっと…、マサ、なんのチャイムだっけ?」
「んっとな、たしか3時間目の始まりのチャイムだ。」
「そうそう、3時間目の始まりのチャイムです!…………ってえぇ!?授業始まっちゃったよ!!」
「やばっ!おい輝行くぞ!隼はどうする?行くか?」
「いや、俺はいかねぇ。二人でいってこい。」
「オッケー。んじゃ、輝、ダッシュだ!」
「おぅ。んじゃ隼さんまた!」
「こけんなよ。」
ほんと、騒がしい奴ら。
まぁ、楽しいからいいけど。
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