第一世 ロストキャンセル
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「ふぅあ~、にしてもいい天気だなあ。いつになく肩が頗る軽いよ」 大きく背伸びをすると新しい物語が目に止まったような気がした。 「ん? あの子は誰だ?」 アイレスタの目に止まったのは見慣れない少女の姿。アレイスタの場合、見とれていただけなのかも知れない。 だが不思議に思ったのはこの事ではない。そんな彼女の方角を見渡していると何やら見覚えのある立派な大剣が落ちている。
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