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「マスター、仕方ありません。医学の世界も揺らぎ倒せるものじゃないのですから。ナハハハハハ… … ところでラルムの姿が見当たらないのだが」
「あれ? 本当だ、あのねーちゃんどこ行ったんだ?」
アイレスタはそう言って辺りを見回すと目を丸くして焦った。
「うおー、ギルドがボロッボロだー!」
「バカタレ、お前らが半壊させたんじゃ!」
そんなボケをかましつつ、アイレスタはログの魔法を見た時に覚えた不思議な感覚を思い返していた。
アイレスタは案外真面目なのかもしれない。もっとも、これが心配や恐怖心から来ているものなら話は別物だ。
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