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胸の小部屋は満席で 溢れ出した心情は どしゃ降りの砂利 時に花びら ならばいっそ 鍵を掛け 溢れる砂利も花びらも 無きものにはできぬのか 溶ける蝋の夕闇のよに 絶対的な曲がり角の 剥ぎ取られた表面に 鍵穴は口を閉じる 閉じた鍵穴 錆びた鍵 満席の小部屋は ほくそ笑む 沸き上がる流水を 掌で押し込めば 手の内を知ったかのよに 手の込んだ罠を張る そんな感覚で 自問自答を繰り返す   溢れて止まぬは 涙だと 歪んだ世界は涙越し 愛とエゴ 見分けがつかぬ 小部屋には 崩壊が待っている 破裂!
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