妬きもち

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~ブルー視点~ 「(はぁ・・・あたしって最低よね・・・・)」 つくづく思う。だって、あたしとレッドは付き合ってるわけじゃない。なのに、レッドがイエローと話してるだけでなんだかすごく妬いてしまう。 「(早く忘れないと・・・ね、レッド・・・)」 そう、早くレッドのことが好きだという感情を忘れればいいのだ。そうすれば、だれも傷つかずに済む。 あたしは、立ち上がる。 「ブルー、どうした?」 グリーンが聞いてくる。 「あたし、用事思い出したから帰るわね。」 「は?」 グリーンは、驚いた顔で声を漏らす。 「ブルーさん、いきなりどうしたんですか?」 「そうったい。突然帰るなんて」 ルビーとサファイアも続けて聞いてくる。 「ゴメン。また今度ね」 あたしは、すぐ研究所をを出ようと玄関へ向かう。すると、 「あれ?ブルーどうしたんだ?」 玄関には、レッドとイエローがいた。
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