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「あれが鬼塚か!」
「ありゃあ間違いなく強いわ」
「デケェな、2メートルあるんじゃね」
不良達の会話などに耳をかたむけない鬼塚は賽銭箱の前まで歩みを進めた。
鬼塚「・・・」
鬼塚忍・立花工業三年、派閥争いの盛んな立花工業で一匹狼を貫き通し、一年の頃から誰にも媚びずに立花工業を生き抜いた
翔王「遅かったじゃねーか!」
鬼塚はゆっくり腕時計で時間を確認し、翔王を睨んだ。
鬼塚「今がちょうど13時だ!」
翔王「・・・だから何だ!」
鬼塚「お前が遅いって言ったんだろ」
翔王「そんなもんどうでもいいんだよ!喧嘩しようや」
鬼塚「・・・来い!」
翔王は鬼塚に向かって飛び上がった、一時代をぶっ壊し、新時代を切り開く為に。
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