第1恋愛 入学

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「こんにちわ~!!」 元気よく、先輩に挨拶をする。 「こんにちわっ!!」 先輩達も元気に 挨拶を返してくれる。 結局、私は 陸上部に入った。 それなりに、 お金はかかるがいいかな って思ったから。 「一年生、集合!!」 ? なんで、一年生だけなんだろう。 私は、みんなより 少し遅くなって集合した。 その時…── 誰かに手で、こっちこっち ってやられた。 ? またわからない。 取り敢えず、 寄ってみる。 だが、また…─ こっちこっち… 男の先輩にやられた。 その距離は、 あと数ミリという距離。 ドックン ドックン 心拍数が半端ない。 「以上、解散っ!!」 ふっと解放感を覚える。 《なんで、あんなに近くにしたんだろう。》 その時は、そんなくらいにしか 考えていなかった。 その日から、 その先輩からドキドキさせられる日々が始まった。
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