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俺はあの後帰って、直ぐにベッドに行った
「また明日来ます」
どうしてもこの言葉だけが、頭の中に入ってくる
俺があの女に気があるとでもいうのか?
明日またあの子に会える…
そう思っている自分が何故だが恥ずかしい…
こんな気持ちはあいつ以来久しぶりだ
「龍!!」
下から母さんが呼んでいた
こんな時にな…めんどくさいがしゃーないな…
リュウイチ「何だよ…」
「先生から電話よ」
はぁ、めんどくさいな…
リュウイチ「はい、もしもし」
俺の電話の時の声は基本的に低い
「もしもしじゃねぇよ…何学校さぼってんだよ!!」
この声を聞いてあいつと間違える筈がない
リュウイチ「じゃぁな…」
俺はそれを言って、電話を切った
でも、またその後に電話が掛かってきた
「酷くね?お前の恥ずかしい過去ばらすぞ?」
こいつはいつも俺の過去を脅しに使ってくる
リュウイチ「コロシテヤロウカ?」
俺はまぢでそう思った
「ひぃ~冗談だって…良い情報があるんだって」
リュウイチ「何だ?」
こいつのいつもの良い事は、大体彼女関係だ
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