華やかな闇

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「マスター?」  ハリスはその単語に眉をひそめる。 「はい。私が二十の誕生日を迎える前日、私をこの姿に変えた吸血鬼、それが私のマスターです」 「その吸血鬼の名前は?」  ハリスは組んでいた腕を離し、右手を口元に運ぶ。
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