1日目…何の変哲もない日々の終わり

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俺は盛大にびっくりして飛び退く 「もぅっ! せっかく私が気を利か して起こしに来たっていうのに… 龍海ったら私を見るなり固まっちゃうんだもん… あれ…もしかして龍海…わっ…わたっわわわ私のここ事っ!」 なんか急に結花が壊れた… めっちゃ顔赤くしてあたふたしている あっ 俺まだ飯作ってねーや… 開けていた玄関の扉を閉めようとし たその時だった 「龍海くぅーん? こんなか弱い乙女を外に置き去りにしてなんで一人だけ家に入ろうとしてるのかなぁ?」 すっごい笑顔だ… うん… すごい 笑顔… どことなく背筋が凍るような笑顔… …………中々に怖いな… まぁ… でも…
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