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「日向くん一緒に帰ろー?」
香水臭いの近くにいて俺鼻もげそう。香水ってさ、脇の臭い消しに使うもんなんでしょ?
俺は不細工な女を横目に見て窓を見上げた。なんか廚二っぽい俺乙。
「悪い、俺黒羽と帰るからさ。」
「Why?」
ちなみに香水女は俺に話しかけてた訳じゃない訳で。俺の横の席のやたら爽やかイケメソに話しかけてた。
イケメソは茶髪がサラッとした感じで常に笑顔を振りまいている。
ちなみに俺の嫌いなタイプ。名前は堂本 日向(ドウモト ヒナタ
「俺黒羽と仲良くなりたいからさ。」
笑顔が眩しい。これがイケメン爽やかパワーですか。ちなみに俺は仲良くしたくないよ。
俺はまぁ一応この物語の主人公黒木 黒羽(クロキ クロウ
嫌いな人にはとことん無愛想ですけど?
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