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俺はとりあえず戦いを見ていた。アレンは手加減してくれてるみたいだし、まぁいっかな。
『貴様は何者か。』
俺の頭に直接話しかける声がでてきた。ふふっ、ついに俺の存在に気づいたのかな?
この会話をユウにも聞こえるようにした。ここは死神界だから死神の俺のほうが有利である。
クロウ『はーいなにかご用かね?
現神ディラントさん?』
俺に話しかけてきたのは現神ディラント。ユウは少し顔を歪めルシファーを召喚した。
ユウ『よぅ?暴虐王ディラント
あの時は世話になったな。』
どうやら俺たちを監視していたようだが、
クロウ『どう?ノイズまみれの映像素敵でしょ。』
ヒナタ君を監視できなくさせた。俺の正体はまだ気づいていないようだ。ありがたいことだ。
ディラント『最悪だよ。
だけど……俺は勇者と契約をしているから無駄な足掻きだ。』
俺はその言葉を聞いてニヤッと笑った。あははっ、俺は不可能を可能にして見せる。
ユウは俺を見て真顔で頷いた。
クロウ「いっきまーすっ!しゅっつげーっき!」
艦これ大好き(真顔
俺が手をあげると、大きな魔方陣が広がった。
クロウ「今からヒナタ君を半死神化させます。」
ヒナタ君を半死神化することで勇者の契約を軽くする。俺にできないことはないっ
勇者は世界に一人しか呼べない。半死神化により半分契約の状態にすることでディラントは新しい勇者を呼べないのだ。
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