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上機嫌になった俺はベッドで転がりまくった挙げ句、知らぬ間に寝ていた。
時間は六時少し過ぎ…飯時だ。
「…浮かれ過ぎたわー」
結構嬉しかったんだよな…自分を認めてもらえるって、良い気分になる。
だからと言って、いつまでも浮かれたままでいる訳にもいかない。
切り替えるのも大事だ。
とりあえず、お腹も空いた事なので夕飯を食べに行こう。
「……おっ?」
寝ている間にルームメイトが来ていたようだ。
本人はいないが、鞄やら荷物が置かれている。
どんな奴なのだろうか?
まあ、また後で会えるから焦る事もないか。
まずは飯だ。
一階へ降りていき、食堂に入る。
…一瞬、高級レストランかと思いましたね。
この学園って、改めてスゴイと思いますよ。
ご飯はバイキング形式で並べてある料理を好きなだけ取っていくらしい。
思ったより、いろんな種類があって迷う。
その中から、俺は野菜とか肉をバランス良く、適量を皿に盛った。
健康に気を遣うのは大事だから。
さて…席はどこ座ろう?
男子女子が別々、または混合のグループで食べているようだが…いきなり混ざるのもなあ…
「オーッス」
そんな掛け声と共に背中を思いっ切り叩かれた。
普通に痛いな…
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