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亜樹
「はぁ…あいつらもいったか」
亜樹
「…退屈だな。…ん?」
眠っている香奈を見つける
香奈
「…」
亜樹
「俺ら以外にも来てるやついたのか…こいつ、見た感じなんも持ってないみたいだけど…なんも持たずにここまで来たのか?」
香奈
「…ん」
亜樹
「お、起きるか?」
香奈
「…君は、誰だ」
亜樹
「…は?」
香奈
「質問に答えてくれないか。君は誰だ」
亜樹
「…伊里塚、だけど…。この町に住んでる」
香奈
「伊里塚?それはフルネームか?」
亜樹
「ちげえよ。なんでそんなこと聞くんだよ」
香奈
「名字呼びは堅苦しいだろう」
亜樹
(名前呼ぶ前提かよ…)
香奈
「…っと、自己紹介が遅れたな。私は沙風香奈。金星人だ」
亜樹
「…は?」
香奈
「なんだ?」
亜樹
「いやいやいや。金星人ってなんだよ。なんでこんなとこにいんだよ。しかも名前は日本人みたいだし。嘘つくならもっとましな嘘つけよ!
香奈
「本当だぞ。私は嘘が嫌いだ」
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