● ある日のTロイヤル

7/8
537人が本棚に入れています
本棚に追加
/75ページ
  キュ:いじめっ子と言えば…。 キュ&セ&ジェ:アレウス(様)とジン。 ジェ:これは確定だな。 キュ:2人揃うと手が着けられなくなるしね。 寧ろいじめっ子と言うより、無邪気なサディスト? セ:それはアレウス殿の場合だろう。 あの愉しげな笑顔でえげつない事をやってのけるからな。 キュ:皆アレウスに騙されすぎてるよ…楓ちゃんが心配で堪らない…。 セ:そう案ずるな、楓様の身に何かあれば私がアレウス殿を去勢する。 ジェ:お前も大概だな、セレス。 セ:元軍人にも関わらず貴様が腑抜けておるのだ。 ジェ:腑抜けてなんかない、決して腑抜けてなんか…! セ:私を捕まえられずにいたではないか。 あの海域では好きなように振る舞わせて貰ったからな、感謝しているぞ。 ジェ:俺が居たのは陸軍だ! セ:海賊は海賊と括る貴様らなんぞ軍は軍だ、陸海空だろうと知らん。 キュ:ネロ、これでいじめっ子、いじめられっ子がハッキリしたんじゃないかい? ネ:そうっスね。 あ、でも…! キュ:うん? ネ:姫はいじめっ子といじめられっ子、どっちなんスかね? キュ:楓ちゃんか…楓ちゃんは…。 ア:楓は根っからのいじめっ子だ!! ローレンを弄るのに飽きたのか、写真集を投げ捨てながらアレウスが会話に入って来た。  
/75ページ

最初のコメントを投稿しよう!