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キュ:いじめっ子と言えば…。
キュ&セ&ジェ:アレウス(様)とジン。
ジェ:これは確定だな。
キュ:2人揃うと手が着けられなくなるしね。 寧ろいじめっ子と言うより、無邪気なサディスト?
セ:それはアレウス殿の場合だろう。 あの愉しげな笑顔でえげつない事をやってのけるからな。
キュ:皆アレウスに騙されすぎてるよ…楓ちゃんが心配で堪らない…。
セ:そう案ずるな、楓様の身に何かあれば私がアレウス殿を去勢する。
ジェ:お前も大概だな、セレス。
セ:元軍人にも関わらず貴様が腑抜けておるのだ。
ジェ:腑抜けてなんかない、決して腑抜けてなんか…!
セ:私を捕まえられずにいたではないか。 あの海域では好きなように振る舞わせて貰ったからな、感謝しているぞ。
ジェ:俺が居たのは陸軍だ!
セ:海賊は海賊と括る貴様らなんぞ軍は軍だ、陸海空だろうと知らん。
キュ:ネロ、これでいじめっ子、いじめられっ子がハッキリしたんじゃないかい?
ネ:そうっスね。 あ、でも…!
キュ:うん?
ネ:姫はいじめっ子といじめられっ子、どっちなんスかね?
キュ:楓ちゃんか…楓ちゃんは…。
ア:楓は根っからのいじめっ子だ!!
ローレンを弄るのに飽きたのか、写真集を投げ捨てながらアレウスが会話に入って来た。
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