● ある日のTロイヤル

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  キュ:楓ちゃんが? あんな善い子がいじめっ子とか…嘘はいけないよ、アレウス。 ネ:そうっスよ、アレウス様。 姫はいつも優しいっス! ア:阿呆。 お前らはアイツの気の強さをナメすぎだ! キュ:でも、想像出来ないよね? ネ:うぃっス。 ア:俺がアイツに悪戯を仕掛けると…拳が飛んで来やがるし、調子に乗ってると踵で足のつま先を思いっ切り踏んで来るし…! キュ:それはお前が悪いと思うよ。 ア:普通、俺みてぇな裏社会をシメてる奴にそんな事するか?! この前なんぞ、口喧嘩した時に『裏闇の帝王がなんぼのモンよ! 図に乗んな!』って言われたからな。 キュ:でも、楓ちゃんに特別扱いされるのは嫌なんでしょ? ア:そうだけどよ…。 セ:1億歩譲って、楓様がいじめっ子だとしよう。 だが、恐らくアレウス殿に対してだけだぞ。 キュ:だね、結婚したら男は嫁さんの尻に敷かれるのが丁度良いんだよ、アレウス。 冷静なセレスの言葉にキュイラスとネロが深く頷いた。 アレウスは納得していない様子である。 今日も思い思いの"至高のお茶会"を楽しむのだった。 ある日のTロイヤル 完  
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