第0話「プロローグ」

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とある、荒れ果てたビルの上に彼はいた 「もはや、この世界にもあきましたね。さて次はどの世界にいきましょうかね?」 ただ、独り言のようにつぶやく彼 「それなら、面白い世界があるわよ。“神城霧夜さん”」 その声に振り向くとそこには、この場にはふさわしくないと思うほどの美女がいた 「いろいろ、聞きたい事がありますがあなたは誰ですか。」 へぇ、この私をみても怯える事なく私をみてくるなんて、やっぱり私が気になった彼ね 「そうね。あらためて、私は“八雲 紫”あなたを“幻想郷”に迎えにきた者よ」 「幻想郷?。聞いたことのない名前ですね。そこは、私を楽しませてくれるのですか」 そう言って苦笑する彼。 「楽しませれるかは、わからないけど今いるこの世界よりはましだとおもうけど」 なるほど、たしかにこの世界よりはましか。さて、その前に 霧夜が話そうとする前に後ろから黒いスーツをきた男達があらわれた
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