1、凍りついた入学式

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キラリ、キラリと輝く屋敷、長い長い机の上に 俺の人生では一生、食べられないような豪華な食事がたくさん用意されていて、 キャビアにフォアグラ、トリュフ、三大珍味まで豪快に使ってある。 「好きなだけ召し上がって下さいね。」 高そうな黒いレースの服を着た女性が俺に言う。 「それでは遠慮なく・・・」 まずは目の前にある、霜降りの肉に手を伸ばした・・・。 フォークで肉を刺して食べようとすると、 「お・・きょ・・・・ろ!」 誰だよ?うるさいなぁー、俺は今からこの肉を味わって食べるんだ、邪魔すんなよ! 「恭真!遅刻するぞ起きろ!」 !!! 突然耳もとで叫ばれ、恭真はベッドから跳ねるように飛び起きた。 「ようやく起きたか、ほら今日から学校じゃろう?さっさと支度しなされ。」 ジジイに起こされた恭真は時計を見て驚愕した。 現在8時45分、やべぇ遅刻する!
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