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「彼に、衣吹さんに一目惚れした。と言われたときの私の気持ち解かる!?どんなに苦しかったか!」
「「そうよ!」」「最低!」「マジうざい!」アズちゃんと呼ばれていたリーダーの言葉にのり他の四人も攻め立てる。
「あなたが、いろんな男に愛想振りまくのが行けないのよ!」
最後は叫び声のような声をあげていた。
ピクッとわずかに衣吹の眉が動いた。どうやら今の言葉は気にさわったらしい。
「私のこの気持ちと同じくらい、アンタをズタズタにしてやるわ!」
5人全員が武器を取りだしたり、術の構えをとる。
「入学式から、こんなことになるとは思わなかったよ。」
衣吹はため息混じりに呟きながらベンチから立つ。
そして、女子たちに告げる。
「戦うのはかまわないが、中央の芝生に移動しないか?さすがにここだと、周囲に被害が出る。」
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