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3分という普段の10倍のスピードで支度を終えた恭真は、キッチンに用意されていたおにぎりを一個掴むと鞄を肩に掛けながら玄関から飛び出した。
現在8時49分、
家から学校まで歩いて少なくとも15分はかかるため、このままでは確実に遅刻だ。
仕方ない、入学式そうそう遅刻は避けたいと思う恭真は、1枚の黒色のカードを取り出すと勢いよく空へと投げた。
するとカードから大きな魔方陣と眩い光と一緒に巨大な白く細長いドラゴンが現れた。
「朝っぱらから悪りぃ!学校まで頼む。」
降りてきたドラゴンにまたがり恭真は学校へと急いだ。
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