1、凍りついた入学式

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俺の名前は赤凪 恭真(アカナギ キョウマ)(男) カードを使った魔法が得意で、マジシャン大会では世界大会にも出場したこともある。 まぁ、入賞はできなかったけどな・・・ そうそう、俺は今日からこの国の中では有名な学校であるセルスト学園に入学する。セルスト学園のクラス分けは能力によって分けられるんだ。 階級の低いクラスから、クラスC 、クラスB、クラスA 、クラスS、そしてクラスSSの5つに分かれている。 合格通知と共にどのクラスに配属されるのかがすでに書かれていて、ちなみに俺はクラスSSに配属となっている。 あ、別に自慢とかそんなんじゃないからな。 そして、さっき俺が召喚したドラゴンは俺の召喚獣の一体、ホワイトスノードラゴンのアイスだ。 召喚獣の中でもドラゴンは非常に珍しいらしく、かなり目立つのがたまに傷なんだが・・・、 「マスター、そろそろ学園に到着いたします。」 現在の時刻は8時53分、どうやら遅刻は免れたようだ。 「アイス、朝から悪かったな。」 ドラゴンにお礼をいい、校門の前に降ろしてもらった。 「いえ、大丈夫です。けれども、毎日呼び出しは止めて下さいね。」 「大丈夫、わかってるよ。」 カードをかかげて、ドラゴンを戻すと 周りの生徒がこちらを見ているのがわかった。 やっぱりドラゴンで登校は目立つか・・。
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