恋の味。

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亜紀「むにゃむにゃ……明日はお寿司…大トロ20皿も食べたよ…スースー…。」 「寝言かよ!ってか、明日はお寿司ってどんな夢見てんだよ!大トロ食べ過ぎだろおい!」 亜紀は静かに寝息をたてはじめた。寝言なんかで騒いだ俺が馬鹿だったぜ…。 「でも……。」 そう呟いて気持ち良さそうに寝ている亜紀の寝顔を眺める。 「こーいうのも悪くはないな。」 長い髪に触れて頭を撫でると亜紀が気持ち良さそうに笑った。 (そんな顔で笑うお前に俺はいつのまにか恋をしていたのかもしれない) →あとがき
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