対処2。

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「な………あなた誰よ!」 豹の獣人っぽい女の子が最初に口を開いた。 「俺?俺は通りすがり。一応助けにきたんだけど」 その言葉にみんな驚くが、すぐに顔を曇らせた。 「無理よ………みんな力を封じられて、ただの鎖すら壊せない。封印を解けるのはあいつらだけだわ」 なるほど。 「俺はあいつら封印を解ける設定っと……………指パッチンで解除!」 パチンと鳴らした1拍後、全員の鎖が壊れた。 「うそ!力が戻ったわ!どうして!?」 「大人の都合です。それにしても、どうしてあんな奴等に捕まったんだ?」 「そっそれは………ちょっと隙を突かれて………」 全員気まずそうに下を向く。 あんたら全員ドジったんかい。
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