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「で、続きは?」
「俺の…………グスッ………うん、えーとそれで、穴は他にも、違う時間軸の所に繋がったり、そのまま消滅することもあるから、中に何か入ってほしくないんですよ。後から課長に怒られるんです、また容量調整しないといけないから」
そこに俺は入ったと。
「此処に繋がった分ラッキーな方だよ」
じゃあなんで、あんな看板建てたんだ。
普通、入るなって書かないか?
「入るなって言われると、入りたくなるのが人間なんじゃないの?」
………その裏をかいたのか。
てかナチュラルに心読むなよ。
「………とりあえず俺はどうなるんだ」
「あの穴はさっき直しちゃったからねぇ。直す前なら、俺が頑張れば『君』のままで地球に戻れたけど…………」
すると、伊藤さんはニコニコしながら言う。
「ぶっちゃけ此処来ちゃうと、地球では君の存在消えたことになるんだー」
2つ目のフィギアを壊した。
「俺の春菜があああああああああああ!!」
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