10人が本棚に入れています
本棚に追加
カウンターに向かう二人
「おい、あれ幽魔王じゃね?」
「うお、たしかに幽魔王だ。」
周りにいた人々がいい始める。
「ゆうまおう?」
颯人は疑問に思った。
「ああ、幽魔王は俺だよ」
「へえ、お前のゲーム登録名はゆうまおうっていうのか」
「ちなみに幽霊の幽に魔王って書いて幽魔王な」
「こわ…」
「相変わらず怖がりなお姫様だなあ、颯人は」
「仕方ないだろ、つうか姫っていうなっての」
小さいころ幽霊がでるといわれていた山で遭難して1日を過ごした颯人にとっては、幽霊がトラウマになっており、幽霊という単語を聞くのも嫌なのである。
「馬鹿なこと言ってないでさっさとゲーム名登録してゲームしたい。」
「あ、ゲーム名の登録は済ませてあるよ。」
「は?」
最初のコメントを投稿しよう!