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「お待たせしました、生ビール二丁お持ちしました!」威勢良く、ビールが運ばれてきた。
「それじゃあ、まぁ、久しぶりの再開に、乾杯」
「ウッス。乾杯」
勢いよく喉に流し込んだビールは、あっという間にジョッキの三分の一まで減ってしまった。
それは準太も同じで、「すいませーん、生ビール二丁追加で!」と、しかも、もう次のビールまで注文している。
有無を言わさず、先輩の分までちゃんと注文するなんて。
さすが桐青野球OB、自慢の後輩じゃないか。
ククク、っと準太が急に笑い出した。
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