第十話 タイムフロシキ

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ドラ「それでドラ焼きは?」 唯「今、食べ終わったよ」ゲップ ドラ「えっ、なんで!?」 唯「あれっ、なんで私、ドラ焼き食べてたんだっけ」 ドラ「知るもんか」 ドラ「唯ちゃん、お腹をちょっとパンチするよ」 唯「えっ、なんで」 ドラ「セィッ」 ゴボオォオン 唯「ぉえぐぁ!?」 唯「おええろろろろろろr」トシャトシャトシャ ドラ「よし、この唯ゲロにタイムフロシキをかけて…」 パサッ バッ ドラ「復活!!ドラ焼き!!……と、後なんか焼きそばパンとかカレーパンも復活しちゃった」 唯「あっ、今日のお昼ご飯だ…」グスッ 唯「おいしそうだねぇ」ゴクリ 唯「そういうワケで私も和ちゃんみたいに、メガネをかけたいんだよ~」ムシャムシャムシャ ドラ「???」 唯「どうしたの?」 ドラ「そんな悩みだっけ」 唯「違ったっけ」 ドラ「もう なんでもいいよ」 唯「どうすればメガネをかけられるかな~」 ドラ「暗いところで本を読めばいいんじゃない?」 唯「なんでそんな事しなきゃいけないの?」 ドラ「そうすれば目が悪くなってメガネがかけられる」 唯「なんでメガネなんか かけなきゃいけないの?」 ドラ「ァアアア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アアアァァ!?」ボーン 唯「ドラえもんが狂った」 ─翌日─ 唯「おはよう和ちゃん!!」 和「おはよう唯、頭痛は治ったの?」 唯「頭痛って何が?」 和「アンタ、昨日 頭が痛いって言ってたじゃない」 唯「そうだっけ」 和「そうよ」 唯「言ってないよ」 和「言った」 唯「言ってないよ」 和「絶対に言ったわ」 唯「絶対にイッてないもん!!」 和「ハァハァ」 唯「何が?」 紬「今の会話は録音させてもらったわ」 和「そうなんだ。じゃあ私、生徒会行くね」
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