集いし同志達

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そして、翌日 義兄、連れられ試衞館へとやってきた これが、近藤勇もとい、近藤勝太との出会いであった その時、宗次郎は齢にして9歳だった 表向きは、下宿人兼門下生だった…が、なぜか試衞館の女将は酷く宗次郎を嫌った そればかりか、家事手伝いをさせ、気にいらないことがあれば八つ当たり しかし、そんな宗次郎にも楽しみはあった 早く家事を終わらせた後は、道場を覗きこみ、竹ほうきで見よう見まねで竹刀のように振り回すのだ そして、10歳になった頃 よく試衞館に出入りしていた土方と名乗る薬師の口利きで、正式に試衞館の門下生になることになった
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