戦争はいかんです!腹が減るだけです!

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数週間後にガスオールさんから手紙が来た、内容は差別問題の根絶が達成にかなり近づいてきたことと、魔族との共生で新しい発見があったとのことだ ついでにリリスの胸がAAAカップから今はCカップまで成長したんだって 鈴「あの体型ならそれくらいが丁度いいと思うが、あの子のことだから多分EかFあたりまで成長させるつもりだろうな、アンバランスになるだけだというのに」 蒼夜「まぁ幸せそうでいいじゃねぇか、そういえばあのルシファー達が戦争ふっかけてきた理由ってなんなんだ?」 鈴「言わせてもらうと凄まじくどうでもいい理由だったよ」 蒼夜「嫌な予感しかしないんだが」 鈴「まぁ過ぎたことだからこの際どうでもいいけどさ、ラビア国とその近辺の村や町の女性は基本的に出るとこ出てるナイスバディをお持ちの方が多いんだそうだ」 蒼夜「まさか?」 鈴「そのまさかだ、リリスが『胸が大きい女ばっかの国なんて滅ぼしちゃえ!』って言ったらルシファーの親バカが炸裂して戦争に発展したんだそうだ、一部しかついてこなかったのはくだらないという理由で賛成した魔族が少なかったからだそうだ」 蒼夜「この戦争、おっぱい戦争って名付けられそうだな」 鈴「あまりにもひどいから却下したいけど他にいいのがないんだよな・・・チクショウ・・・何のためにあんな無駄な苦労を・・・」 蒼夜「今夜は呑もう、嫌なことは呑んで忘れるに限る」 鈴「俺は下戸なんだよ馬鹿野郎!」 蒼夜「・・・スマン」 後にラビア国は差別の全くない魔族との共生を実現させた偉大なる先進国として有名になったんだが、まさか娘のわがままを聞いたが為に立派な国になるなんぞ誰も思いはしなかっただろうな、俺はこの珍事件を記憶の片隅にそっと押し込んで日常を貪ろうと思ったよ 鈴「本当に戦争って虚しさだけを生んでいくんだな」 蒼夜「今回のは意味が違う気がするけどな」
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