シリアスとは窓から投げ捨てるもの

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鈴「でもここまで多いと確実にお互いが邪魔になっちゃうんだよねぇ・・・半分にわけない?」 ウェル「えー、俺たちはスズに鍛えてもらおうと思って一緒の班になったんだぞ?」 クリ「そうだぞ、お前の力を目標にしてる連中は俺たちだけじゃないんだからな」 シャ「そうよ、私はサポート重視だから攻撃が苦手だから教えてもらおうと思ったのに」 ステ「それにあのお爺ちゃんの特訓を受けていたスズなら私たちをかなりの強さに鍛えてくれるって思ってるの」 鈴「え?君たちまさかあの特訓を受けたいの?」 レイ「いや、流石にそれは遠慮しておくよ、スズちゃんなら私たちに合った特訓をしてくれるでしょ?」 確かに分身とか使えば各々のレベルに合わせた特訓は可能だし、時間もその気になれば1週間どころか100年単位で使うこともできる、それも老化を止めてな 鈴「できないことはないけど・・・・皆んなついてこれる?」 俺が危惧していることは合わせた内容とはいえ辛くなければ訓練の意味がないというわけで身の丈レベルに+αというのを決行するつもりになっている、それについてこれるかってことが不安なのだ レイ「私は大丈夫!どんなに辛くても諦めないよ!」 ステ「私も山篭りは嫌だし、そろそろギルドのSランクになりたいのよ」 ウェル「いろんな戦術とか教わりたいんだよな、だから頼むよ」 パフェ「俺は剣術を教わりたいな、俺もかなり鍛えたつもりだがスズには及びそうにないしな」 こういうお願い事にはめっぽう弱い、相手が自業自得な時でもない限り俺は困ってる人を見て見ぬ振りができないんだ だからよく友人とかに「お前はお人好しすぎ、いつか損するぞ」って言われるけど性分なんだからしょうがなかろう 鈴「んじゃ一応みんなの希望を聞かせて?それによって決めるから」 んで聞いてみた結果がこうなった パフェル:剣術の指導、属性攻撃の強化も可能なら ウェル:戦術の組み立て方、魔法の威力強化 ステラ:基本戦闘力の強化 シャープ:攻撃魔法の指導、サポート術の強化 クリア:体力強化、体術の指導 レイシス:ギルドマスタークラスになりたい うん、レイシスだけはかなりキッツイのを行わなきゃならんと思うがこの際スルー 最悪分身を人数分作って本体の俺がレイシスを指導すればそれで事足りることだ というかレイシスのそれは七夕とかのお願い事だと思うんだが気のせいか?
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