今日死んじゃいました

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……い …きなさい ?「起きなさぁぁぁぁぁぁい!!!!」 「……っんあ?…………何ここ?」 目が覚めた なんか目の前真っ白 いや昔からいろんな意味で目が覚めたら真っ白だったけど… あたし…死んだんじゃ? 心のなかで疑問符が沢山とぶ そうあたしは生まれつき原因不明の重い病があって物心つく時にはもう病院のベッドの上が私の定位置だった それが、今さっき終わりを迎えたはずだ… 忘れる訳がない 息ができなくって 心臓が苦しくって 火みたいに手足や頭が暑いのに体の中心だけ氷みたいに冷たい すぐにもうすぐ死ぬんだとわかった そして…………死んだんだ ?「その通り、君死んだよ」 「うわっ!?なんか毛玉がいる!!」 ?「え?毛玉?毛玉って僕?僕の事?」 「あぁぁぁぁぁぁぁあ!!毛玉が動いた!喋った!泣いたァァァァァァァ!…………泣いた?」 考え事をしていたら目の前に白い毛玉が近寄ってきた あまりの事に驚いたのだがいろいろ叫んだらなんか泣いた 心がデリケートな物体みたいだ ?「ヒッグ……ウェ…ウー」 「あ…ごめん…気にしてたの?毛玉って気にしてたの? ごめんって……ねぇ」 なんか…めんどくさいなぁ ?「めんどくさいって……ふっうっ!!ウェェェェェェェェェン!!」 「ウルサァァァァイ!!黙れ黙れ黙れぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」 ?「…………あい」 「よし」 意外と下僕体質なのかもしれない 「…………で?なんなのあんた あたし死んだよね? なんで死んでなおあの胸くそ悪い真っ白な色をみなきゃなんない」?「あーあーそれは~ 一言では言い表せない複雑な事でして~ まずは自己を紹介しようかと」 「まぁそうね いつまでも名無しだと不便なのよ。いろんな意味で」 ?「…………メタ?」 「は?」 ?「なんでもないです 僕は神です」 「髪?……紙」 ペラペラの? ?「いや尊敬されてる神 なんでペーパークラフト? 正確には6161代目の神様だよ」 「へぇ……ん?6161代目…………6161……ムイムイね」 ム「え?なにそれ?なんで台詞の頭にム?ムイムイのムなの?決定?」 「決定」 ム「ウッ…………ウェ「んで?ムイムイは神様なんでしょう 信じてあげるから説明しなさい 今の状況」 ム「む……無視……だと?」 だってめんどくさいからに .
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