AMBER-1

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*AMBER* 京は夢を壊した。その夢とは他人と同じ色の夢である。つまり『自分の外から得た夢』である。 『自分の外から得た夢』を壊したとき、本当の自分を見るのである。(琥珀色した数年の夢終焉の先そこに本当の俺がいる?) 耐えること、手を差し伸べること、それらは全て外的に来るもの、影響するものである。 それは本当の自分を隠すものなのだ。 そしてその外的な影響により様々に自分の思考や個性が失われるのだ。 そして行き着いた今の京(俺)の答えにはそれらに囚われ、耐えることは自らを社会の色に染め、汚していくことなのだ。(耐える事なら死ぬ程したさ手も差し伸べた けれど行き着いた俺は今) 続く→
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