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黄田くんは、紗弥歌の姿がみえなくなるまで、固まったままだった。
「……はっ…!?」
黄田くんは意識を取り戻した。
「…えっ?……紗弥歌ちゃんが…」
黄田くんは真っ赤になりながらつぶやいていた。
その頃の紗弥歌は…
「はぁ、はぁ…」
紗弥歌は自分の部屋に入ると、ストンと座りこんだ。
な…何あの人……急に抱きしめたりして…
紗弥歌は、真っ赤になりながらそんなことを思った。
すると…
チャーラーン、チャッチャッラーン♪(メールの着信音)
「え…?…誰だろ。」
私は、スッと立ち上がり鞄の中のケータイをとった。
カチャ…
「え-と、………!?」
紗弥歌はケータイの画面を見て、固まった。
「み……緑川 聖矢…!」
うそ……せ、聖矢?どうして…!?
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