2・孤城炎上

17/25
56人が本棚に入れています
本棚に追加
/290ページ
武器を構えて、忍び込むのは無理そうなので扉を開ける  「いざ………………ん…?」 『なんか、キタ~』 『コアイよ~』 『オヤブ~ン』 中には二足歩行の犬としか形容しようのない生き物が三匹 「ワンコが三匹…」 コボルト.二足歩行の犬の様な姿の蛮族… はっきり言って、弱い そのため、他の蛮族にこき使われてる事が多い 「おお!ワンコだ🎵ワンコだ🎵」 「犬だね!」 「コボルトだよ…」 なんか…拍子抜け… 『イヤ~コアイ~』 『ワキャ~』 『タスケテ~』 三匹は部屋の中をクルクル走り回っている 「なんか…混乱しているみたいだね どうする?」 「そうだなぁ…あそうだ、 『大丈夫何もしないから』」 『オイラたち、言葉分かる?』 『コワイ人族チガウ?』 「『うん、分かるよ、僕達何もしないよ、怖く無いよ』 この子達びっくりしているだけみたいだね」 「イオン⁉…今の?」 「僕、汎用蛮族語話せるけど…」 「………汎用蛮族語話せる貴族?」 「悪かったな… 母さんと旅してる時に旅の冒険者(セージ技能所持者)に教えてもらったんだよ」 「イオンって何者?」 『ナニ喋ってる?』 『イジメル?』 『やっぱりコワイ人族~』 「『苛めたりしないから…大丈夫だよ』 とりあえず…この子達どうしようか?」
/290ページ

最初のコメントを投稿しよう!