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部屋に駆け込むなり、レオンハルトに退院の準備を促すが、突然の申し出に戸惑い固まってしまっている
「イオン…いきなりそれじゃあ、オイラ達はさっきのやり取り知らない事になってるんだから」
「あ…そうか、ええと…レオンこんな所にいたら治る病気も治らない、司祭さんには話して来たから
ねえ、一緒に行こう」
「でも…僕の病が皆様に移ってしまっては…」
「でもこんな所にいたら…」
平行線なやり取りにニィが
「病気病気って、レオンって一体どんな病気なの?」と聞いて来た
レオンハルトは己の服を上げ腹部を見せた
腹部にはナイトメアは元々持っている穢れの刻印の周りに紋様の様な穢れが胸部付近迄広がっていた
「僕の病は…病気と言うよりむしろ呪いの様な物なんだそうです」
「呪い?それって移る物なの?」
「分かりません…でも例え移る物でなくとも、穢れが広がれば異貌化を起こし迷惑をかけるかもしれませんし…」
「異貌化したこと有るの?」
「ありません」首をブンブンふって否定する
「それってレオンがこんな所に居なきゃいけない理由にならないじゃん」
「でも…僕はナイトメアで…僕は…皆様に迷惑をかける…」言葉ではそう良いながら、自分が外に出ても良いのかとの希望に、すがる様な瞳でイオン達を見つめる
「私達そろそろ着いても良い?」
「やり取りの間に着いた事にして良いよ」
つう事でそこにアルマ達も遅れて部屋に到着する
「イオン、準備出来た? 」とか言いつつ入ります(^^)ノ
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