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屋敷に進入してから…奇妙な違和感を覚えた…
襲撃を受けたにしては、屋敷内に人が少ない…
あらかじめ用意されているような…
イオンの姿は自室にはなかった
『既に避難したのだろうか…
これは、どうしたものか…』
方針を決めかねていると
ルーンフォークのメイドを先頭に武器を携えた一団が奥に向かう
迷う事なく屋敷の中を進む様は賊ではなさそうだ
探し物は聞いてみるのが一番だな…
と剣を抜き
「イオンは何処に居る?」
一団の前に躍り出る
「何者だ!?」
「イオン様に何要だ⁉」
「そこを退け」
一団はイオンの名を出すなり、武器を構えいきり立つ
『やはり、イオンを知っているな護衛の者達だろうか?
ま、すんなり教えてくれる気はなさそうだがな…』
突然目の前に現れた男に彼らは襲いかかる
『1人残せば居場所は聞き出せるな…』
彼の二本の角が巨大化し容貌が異形の者へと変質する
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