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窓は半分壊れていて、すんなり中に入れそうだ…
中に入ると部屋になっている…奥に扉それから、ベッドと小さい机に本棚…
遺跡…ってよりなんか廃屋だよねここ…
魔動機文明時代の建物だから…一応遺跡なのかな?
「何も無いね…」
「転送装置は地下って言ってたよな…」
とにかく奥の扉に進む事になった…
扉の奥は廊下になっている左手に伸びる廊下には奥に2つの扉がその突き当たりには下に降りる階段らしき物が見える…
地下って事はあの階段か…
ギシ……
ガタガタ…
廊下の様子を探ろうと部屋を出ると隣の部屋?だと思う扉の奥から音が…
何かいる…
扉にそっと聞き耳を立ててみた
『トナリ、おとした…』
『なんかキタ?』
『オヤブンしらせる?』
『しらせる?』
何かの声…言葉が違い分かりにくい…
口に指を当て静かにって合図して二人を手招きで呼び
「何かいるけど…」
「人が?」
「多分違う…共通語じゃないし…」
「蛮族かしら…」
「挟み撃ちに合うのは面倒だし…」
階段下に気配は感じない…
挟み撃ちに遭ってはたまらないし、隣の部屋へと突入することに
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