2・孤城炎上

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階段を降りて行くと下方が少し明るい… そして話声が聞こえてくる… 「何かいる?」 「多分親分とか言う奴だろうね」 階段下に小さなスペースがあり…その奥が広くなっていた 明かりはその奥から漏れていて、話声もそこから聞こえてくる… 階段下からそっと奥を窺うと奥には女と大柄な男がいる… 女の髪の毛は蛇だ… 男の方は2mほどの筋肉隆々の大男だ… 「メデューサとレッサーオーガね…」 「あれ蛮族…だよな…」 「僕が装置を使わせてもらえる様に話して来る」 「ちょっと💦イオン!?」 「無理だよ…メデューサとレッサーオーガだよ💦」 止める二人を無視してスタスタと奥に…… 「「イオン~💦💦」」 「『突然申し訳無いがその装置を使わせて欲しいのだが』」 「本当に言った~💦💦💦」 「お兄様素敵~」 「ブラコンはちょっと黙ってて」 『何だコイツ…いきなり何言っているの?』 突然の来訪者に蛮族達の方が混乱してる 大男の方が 『「貴様らは何者だ? 装置とは何の事だ」』と怒鳴りつける様に聞いてくる 普通そうなるよね…💧 「こちらの話がわかるなら良かった」とと言うイオンに うんにゃ、全然良くないから…と心の中で突っ込みが入る 「僕達はその装置に用があるだけだから 使わせてくれるなら君達には危害は加え無いよ」と再び交渉をはじめるが… 『ククク…ハハハ… ちょうど良かった… 俺達もあの装置の事が知りたかたったんだよ…』 「なら…」と嬉しそうに話すイオンに 『「この装置の使用法を教えろ、俺達が使ってやるから」』 武器を構えてニヤニヤしながらバカにするように話しかけてくる 「なんだと?」 「なんだとじゃないでしょう? いや…そうなるよね…普通どう考えても💧💧」 「イオンって…割りと天然…💧💧」
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