2・孤城炎上

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アルマの意味不明のわ~きゃ~いう叫び声と、メデューサの断末魔が… …………スゲー…… ってか、それどこでは無いな… パラライズ【対象命中or回避―2】の影響で身体がしびれ、なかなか攻撃が当たらない… ニィの弓の補助のおかげでどうにか互角に渡り合う事ができる… メデューサを倒したアルマが今度はレッサーオーガの頭部に強烈な一撃を当てる レッサーオーガを倒す事が出来たのだが… 「イオン大丈夫?」と心配そうに覗き込まれるけど… 「………なんか…いい所全然なかった…」とがっくりとうな垂れる… 「どうしたの?」 「イオン大丈夫?」 「なんでも無いよ… とにかく、転送装置を動かそう…」気を取り直して装置の元に ゲルバルトに教えて貰った手順で操作すれば装置は順調に動き出す ボウ…と魔方陣が光りはじめる 「この魔方陣に入れば良いんだよね?」 「そう言っていたわよ」 「じゃあ…行こうか…」 「うん…」 緊張しながらも、リゼリアの手をしっかりと握り光る魔方陣の中に… 入る瞬間リゼリアの手が離れた? リゼリア…何処に、そうは思うのだが 急激な目眩が起こり意識が薄れて行く… リゼリア… 呼びかける声は声にならず視界が暗転してゆく …………………………
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