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イオンの夢…
薄れゆく意識の中に
幼い頃の
夢を見た
僕の母は冒険者だった…
父の事は聞いた事がなかった…
レオナード・パーセルナイト
真紅の雷光(ライトニングスカーレット)それが彼女の2つ名
母と共に旅をしていた幼い頃
病気をして母の知り合いのいる神殿へと立ち寄った時の事
病気も改善し神殿の庭を探検していると、見事な向日葵畑へとでた。
向日葵畑では1人小さな少女が向日葵の世話をしていた。
少女と打ち解けて、いろんな話をしたり、遊んだり、将来は冒険者になって、世界中を一緒に冒険しようと約束もした。
そんな懐かしい思い出が次々に思い出される。
12歳の時初めて冒険者として母と共に山賊退治へと出掛けた
何か様子がおかしい…
「少し隠れて居なさい…」
と1人山賊の中に…
「危ない…」
母に斬りつける山賊の前に飛び出す
突然飛び出した僕は
山賊に斬りつけられた…
山賊に斬りつけられた時
母が何か叫んでいた…
その母を押さえつける…様に…
あれは…?
山賊?違う…あれは…
再び、目覚めた時には、母の姿は無く君はゼッケル家の跡取り候補として城にいたのであった…
その時初めて自分が公爵家の血を引いている事を知ったのだった。
意識は不意に引き戻される…
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