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宿の二階に部屋をとり2人の話を聞いた
イオン君は三年前迄彼女に育てられたそうだ
屋敷に戻る迄自分が公爵家の血を引いているなんて知らなかったらしい
ニィ君は親友を彼女に殺されたと話すが……
2人の話がどうも食い違う…
短い付き合いだが2人共に嘘を言う様な性格じゃあないと思う、悪くいえば単純なのだ
「とにかく…なんでこんな物がでまわって要るのか話を聞いて見よう」ってなったのだが…
ニィ君は
「嫌だ…絶対あんなヤツに関わらない」って言っていた…
イオン君が
「こんな手配書きっと偽者だ‼
ニィの親友を殺したのはきっとこの偽者に違い無い
僕が証明してみせるから」と、ニィ君を無理矢理引っ張って話を聞きに行く事になった
育ての親だって言ってたけど…イオンはよほど前この人の事を信じて居るのね…
『レオナードさん…なんか何処かで聞いたことある気がするんだけど…』う~ん、自分の記憶に自信が持てない…
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