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その子の必死の様子に話だけでも聞いてあげる事に
少年は会わせたい人がいる…と僕達を街外れに……
どんどん治安が悪そうな貧民街に…
「大丈夫かな?もしかしたら騙されているんじゃ?」
「なんで?
誰が騙すんだ?」
…イオン…さすが…
「ここだよ
ジジ様連れて来たよ」
崩れかけた建物の屋根と入り口に布を掛けただけの粗末なテントの様な建物に少年は入って行った
「お兄ちゃん達入って」
中から声がする
「失礼します」
イオンはずんずん入って行ってしまった…
「仕方ない…行こうか」
「何が仕方ないの?
ニィ君?
早く行きましょう」
アルマ~お前もかぁ~💦💦
……………まっいっか
「お邪魔しまーす」
なかは意外に広く簡単なベッドに一人の老人が座っていた
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