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~視点なし~
「で、結局集まったのはこれだけかい?」
柊は目の前にあるその光景を溜め息混じりに見る
今彼の目の前に居るのはどう見ても男女二人である。
「いや~、集まらなかったみたいっすねっ~」
いかにも青少年と言えるような年頃の青年が笑いながら柊のほうを見る。
それを見て柊は呆れたようにため息をつき目線を青年から他のところに向けた。
「それじゃあ会議を始めるよ。準備はいい?
ハツリ
魅駁ちゃん、初理」
「了解しました」
「了解ですっ!」
トウギリ
この青年は桃切 初理といいこの組織ではまだ常識人の部類にはいっている。
柊は妖しく微笑み会議開始を静かに告げた。
「なら、始めようか…」
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