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さっきから言われていることは意味が分からないとこだらけだ。
罪?知っている??
会話をするつもりは無いらしく、一方的に話しているが、やはり何を言われているのか見当もつかない。だいたいなぜこいつが俺のことを知っているっていうんだ。
ふらふら。
そいつは揺れる体を止めてニヤリと笑って言った。
「君が、それが何なのか、気づいてくれなかったら、僕は君のいのちをもらいに行くから。・・・気を付けてね?」
顔は口しか見えていないのに、やたらと楽しそうな物言いだった。
――――――
―――
―
目の前には車が
「・・・・!」
とっさにブレーキを踏んだ。
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