白い化け物
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十二月二十四日に印のついたその日まで、残り一週間。この日はクリスマスイブでもあり、少女の誕生日でもあった。 少女にとって誕生日は関係なかった。だけど少女は、全てが始まったこの日に全てを終わらせる決意をした。 少女はカレンダーから目をふせ、姿も見たことのない母の形見であるペンダントを固く握りしめた。
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